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放課後等デイサービススタッフインタビューNo.2
Q:一般外来から放課後等デイサービスの業務に転職してからの感想・違いを教えてください。
A:以前働いていた病院での外来リハビリは成人や高齢者の方が多く、放課後デイは小学生からのお子様が対象なので年齢層が真逆に近いです。成人の方であればけがや加齢などで低下した能力を改善する方向でリハビリを行いますが、放課後デイのお子様は今から習得していく状態というのが大きな違いでしょうか。 職場環境にも違いが有りますね。通常の病院と違い、みらいのいぶきでは理学療法士や作業療法士、看護師、保育士、福祉士とった医療や保育、福祉方面といった異業種の出身のスタッフで構成されているところですね。
Q:これからの放課後等デイサービスに対する目標などはありますか?
A:私の目標はお子様たちの可能性、できることを増やしてあげることです。障がいをお持ちのお子様は、「障がい」が自身の可能性を狭める「型枠」になってしまっている場合があるのでは?と感じています。一般社会おける室内や外での日常も少しずつ経験して普通のこととして馴染めるよう働きかけをしたいと思っています。「障がいがある=できない」ではなく、そのお子様に合った「やったことがないだけで、やればできる」を体験していただき、自分で出来ることを増やす支援をしていきたいです。放課後デイは小学生から高校生の間のみ利用できる限られた時間の場ですので私たちはそれまでの間にお子様たちのやりたいことをできるよう増やし、将来や、就労支援等に繋げたいと思っています。
Q:放課後等デイサービス業務の就職を目指す方へのメッセージをどうぞ。
A:放課後デイの仕事は理学療法士の私にとってとても新鮮な環境でした。医療機関で理学療法士として働くこと以外にも活躍できる場があったと実感しましたし、異業種のスタッフと一緒に働けることで自身が成長できる場にもなっていると思います。もし理学療法士の勉強をされている方で仕事の道を考えている方がいれば、医療方面だけでなく、放課後デイも選択肢のひとつとして見ていただきたいと思います。
Q:放課後等デイサービス業務の就職を目指す方へのメッセージをどうぞ。
A:障がいをお持ちのお子様に接することに敷居が高いと感じている方もいるかと思います。ですが、過度に心配するほど高くないと私は思います。低くもないのは事実ですが。放課後等デイサービスの仕事はお子様に自分が関わる、人が人に関わるものです。人に関わる、接することが好きな方であれば見え方も変わってくると思います。その人(子ども)に興味をもち、お子様の尊厳を大切しつつ向き合う、自分の職種(理学、作業療法士、保育士、福祉士など)を使って自分はお子様にどのようなことが、どのような支援ができるかを考えていってほしいですね。あと、知識として「子どもの正常発達」について知っておくと役立つ場面が多いと思います。

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